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速水林業の山
2021-02-02 15:08:23
山の小屋「葉雨亭」とスギの大径木
昔私の住まいする集落のはずれに速水家の別荘が建っていました。そこを幼稚園にするということで建物を崩すときに蔵の土蔵を移築して山の小屋「葉雨亭」として使っています。横に何本かスギの大径木があり、この写真の左側の2本はウッジョブ「神去なあなあ日常」の映画で染谷将太と伊藤英明が上って種取のシーンの撮影に使われて、映画のポスターで染谷将太がしがみついている木はこの木です。
2021-02-02 15:07:32
残存木作業
法隆寺は建てられて1300年経っていてその間に三分の一の木材を取り換えたそうです。「この調子で取り換えていけばあと2000年くらいですべて取り換えることになる。速水さんそれまでヒノキを供給できますか?」と東京文化研究所顧問で木造文化建築の権威の故伊藤延男先生から問われました。100年の木の話をして人を惑わしていた私ですが、2000年と言われ絶句。今から逆算すればキリストが生まれた直後!!それは大変!
まー2000年はともかくとして、当地のヒノキは400年生ぐらいになれば法隆寺の修復にも使えるだろうと考えて、100年の山を伐るときに1割の20本/ha位残して100年毎に同じように繰り返せば、あと300年経てば400年生の桧が育つと考えて始めた林分です。
2021-02-02 15:05:57
2021-02-02 15:05:39
2021-02-02 15:00:25
ヒノキとシダ
撮影 川廷昌弘氏